【徹底比較】究極の家庭用アンプ Spark 2レビュー 旧モデル(Spark 1)との違い【Positive Grid】

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Positive Gridから待望の新製品「Spark 2」が発表されました。

まずは結論から
・Spark 2は音質、音量ともにアップ
・AI機能がさらに充実し、次世代アンプで楽しく練習可能
・家で気軽に練習したいだけならSpark 1でも十分
・外に持ち出したり、高機能で上達を目指すならSpark 2

この結論をもとに、今回はSpark 1と比較しながらどのような進化を遂げたのか、Spark 2の魅力に迫ります。

Spark 1との比較

Spark 2は、前モデルの40Wから50Wに出力が増え、さらに2倍の処理能力と25%の音量アップを実現しました。

また、新しいHDアンプモデル、Spark 2のために設計されたオーディオチップなど大幅にアップデートされています。

AIの強化や要望の多かったルーパー機能、別売りのバッテリーも注目ポイント!
(このあと詳しく紹介します)

Spark 1Spark 2
出力40W50W
アンプモデリング技術リアルなアンプモデリング2倍の処理能力とHDアンプモデリングで、より高音質に
アンプモデル数3350以上
エフェクトモデル数4360以上
スピーカー2 x 4 標準スピーカー2×4FRFRステレオスピーカー
専用のオーディオチップ
ルーパー
USBオーディオ16 Bit, 48 kHz24 Bit, 44.1 kHz, 低レイテンシー
BluetoothVersion 4.0Version 5.0(より安定した接続)
Line Outステレオラインアウト
キャビネット構造標準より耐久性のある高品質なキャビネット
ストラップ標準二重厚ストラップでより安全に持ち運び可能
プリセット数48
バッテリー別売り(12時間駆動)
ファームウェアアップデートUSBUSBとWiFi

Spark 2の構造上の改良点

Spark 2には、操作性と外観にも磨きがかかっています。

 デザイン

・前モデルよりもダークなグリルカラーを採用→引き締まった印象に

・モダンなデザインで、どんなインテリアにも溶け込みやすい

ゴールドのパイピングが追加され、高級感アップ

上部パネル

・LEDを搭載したボタン

・旧モデルより大きなボリュームノブ

・直感的に操作できるレイアウト

ストラップ

・安全性を高めるために2倍の厚さに

音質のアップグレード

Spark 2は新しく設計されたHD DSPトーンエンジンを搭載しており、音質が大幅に向上しています。

EQレンジも改善され、さらに自分の好みに合わせた音作りができるようになりました。

また旧モデルより音に深みが出てくっきりとしたサウンドになっています。

オプション

①フットスイッチ

フットスイッチのSpark Control Xを使用することで、足元で以下のような操作をすることができます。

・プリセット割り当てと変更
好みのプリセットをスイッチに割り当てて切り替えられる

・エフェクトのオン/オフ
スイッチでエフェクトのオン/オフを簡単に操作

・再生コントロール
好きな曲やバッキングトラックの再生、停止、一時停止

②バッテリー

別売りのバッテリーを使うことで、電源のない場所でもアンプを使用できます。

涼しい時期に外でセッションしたり友達と練習したりするのも楽しそう!

AI機能:Spark AI、スマートジャム、オートコード

Spark 2の最大の特徴は、3つの革新的なAI機能です。

Spark AI

Spark AIは、スマホアプリから曲名ギタリスト名などを送ることで自動的にそのワードに適した音色を提案してくれるAI機能です。

使えば使うほどユーザーの好みを学習し、より精度の高い提案が可能になります。

スマートジャム

学習したユーザーの好みから、それに合わせたバッキングトラックを自動生成します。

リアルタイムでのジャムセッションをしたいときにも、バッキングトラックを探す必要がなくなります!

オートコード

YouTube上の曲を解析し、瞬時にコードを表示します。

U-FRETなどでコードを確認しなくても、YouTubeを開くだけでコードが表示されるのはとても楽ですね!

さらにその曲に合った音色もおすすめしてくれるので、その場でダウンロードして即演奏できます。

音作りに時間をとられることなく「遊べる」おもしろい機能です。

ルーパー機能:Creative Groove Looper

シンプル・ルーパー

よくあるルーパー機能です。

バッキングを録音したあとに、その音に合わせてソロを弾く使い方が一般的ですね。

グルーヴ・ルーパー

ドラム音源に合わせて音を重ねることができます。

さまざまなパターンを搭載しており、テンポも自由に変更可能。

Creative Groove Looperは、何百ものリアルなドラムトラックを搭載し、自由にレイヤーを重ねて新しい音楽を作り出すことができます。

スマートフォンとの連携

Spark 2は、本体からでも操作を行うことができますが、スマートフォンアプリからもトーンのカスタマイズを簡単にできます。

また、Bluetoothでスマホとペアリングし、音楽をストリーミング再生することも可能。

Tone Cloudでは100,000以上のトーンにアクセスでき、自分の好みに合わせて自由に選択できます。

まとめ

Spark 2の魅力を紹介してきましたが、人によってはSpark 1でも不便は感じないかと思います。

最後にそれぞれの製品がどんな人に向いているのかを改めてまとめましたので、機能と目的に照らし合わせて選んでみてください!

Spark 1がぴったりな人
・シンプルな操作性と必要十分な機能で、ギター練習をしたい
・予算を抑えて高性能なアンプを手に入れたい
・家での練習に特化し、手軽に使えるアンプがほしい

Spark 2がぴったりな人
・高音質と高音量、さらにレベルアップした最新のAI機能で演奏や練習がしたい
・ たくさんのアンプやエフェクトのモデルを使いたい
・バッテリーを使って外でも演奏したい



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