【比較レビュー】Mooer GE150 Pro登場!旧モデルから進化ポイント&どちらを選ぶべきか?

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コンパクトながら多機能なマルチエフェクターとして人気のMooer GE150は、2019年の登場以来 多くのギタリストから支持を得ています。
そんな中、2024年10月にさらに進化した「Mooer GE150 Pro」が満を持して登場!

今回は両機種を比較し、共通点や進化した点、そしてどちらを選ぶべきかについてまとめていきます。

まずは結論から
【GE150 Pro(新型)がおすすめの人】
・プリセットをたくさん切り替えたい
・ライブでも使いたい
・接続端子はType-Cを重視する
・充電式で荷物を少しでも減らしたい

【GE150(旧型)がおすすめの人】
・自宅で使用することが多い
・できるだけコンパクトなものがいい
・頻繁にプリセットの切り替えをしない

GE150とGE150 Proの違い

Mooer GE150Mooer GE150Pro(新型)
アンプ数55種類55種類
キャビネット数26種類26種類
エフェクト数151種類151種類
プリセット200種類200種類
IR10種類10種類
ソフトウェア連携(プリセットの編集・管理)
エクスプレッションペダル
フットスイッチ2つ4つ
OTG接続◯(micro-USB)(Type-C)
電源9V DC 300mA9V DC 300mA
バッテリー内蔵モデルあり
サイズ230 mm x 155.99 mm x 32.8 mm297 mm x 145.5 mm x 45.5 mm
重さ1kg1.4kg
リズムマシン
ルーパー最大80秒最大80秒
入出力1/4インチモノラル標準入力、1/4インチモノラル標準出力、AUX入力、ヘッドホン出力1/4インチモノラル標準入力、1/4インチモノラル標準出力、AUX入力、ヘッドホン出力

アンプ数やエフェクト数など、機能面では大きな変更はありません。

ここからは、その中でも進化している点についてまとめていきます。

フットスイッチの数と操作性

GE150 Proで最も目を引く進化はフットスイッチが増えたことです。

従来のGE150は2つだけでしたが、GE150 Proでは4つに増設。

これにより演奏中の操作性が大幅に向上しました。

具体的には、演奏中に瞬時にエフェクトを切り替えたり、曲中に3つ以上のプリセットを使用する際に大きなアドバンテージとなります。

OTG接続端子がType-Cへ

現代の音楽制作において欠かせないOTG接続。
(OTGについてはこのあと解説します)

GE150 Proでは、OTG接続の端子がmicro-USBからType-Cへと進化しました。
最近はどの機材もType-Cが主流となってきているので、自分が持っている機材との互換性は大切な要素ですね。

充電式のモデルもある

旧型のGE150では常に電源ケーブルが必要でしたが、GE150 Proでは持ち運びや設置の自由度を高めるために充電式のバリエーションが用意されています。

電源の形態が違うだけでその他の機能はすべて同じです。

OTG接続で広がる音楽制作の可能性

ここで、改めてOTG接続について詳しく解説しておきましょう。

OTG(USB On-The-Go)とは、PCを使わずにスマートフォンやタブレットに直接接続して録音ができる機能のこと。

これにより、自宅だけでなく外出先でも気軽にレコーディングができます。

また、SNS上でライブストリーミングをすることもでき、モバイル環境での音楽活動を強力にサポートしてくれます!

演奏した音をそのままデータとして保存し、あとで編集や共有ができるため、現代の音楽制作では重要な機能と言えます。

どちらを選ぶべきか?

GE150は約23,000円前後、GE150 Proは約26,400円前後で購入でき、価格差は約3,000円。

結論から言うと、決め手は「4つのフットスイッチを使うかどうか」に尽きます。

アンプ数やエフェクト数など、機能面ではほとんど同じです。

フットスイッチが多いとライブでたくさんのプリセットを使うときには非常に便利ですが、より省スペースで使いたい人や自宅で使用するのがメインという人はGE150でも十分満足できるはず。

【GE150 Pro(新型)がおすすめの人】
・プリセットをたくさん切り替えたい
・ライブでも使いたい
・接続端子はType-Cを重視する
・充電式で荷物を少しでも減らしたい

【GE150(旧型)がおすすめの人】
・自宅で使用することが多い
・できるだけコンパクトなものがいい
・頻繁にプリセットの切り替えをしない

フットスイッチ以外にもいくつかの進化はありましたが、ギタリストとしては演奏中の要素を重視すべき。
その点においてはフットスイッチの数が選択の決め手になります。
価格差もそこまで大きくないので、絶対省スペースがいい!という人以外はProが最適な選択だと思います。



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