数あるカポタストの中からどれを選べばいいのか迷ってしまったことありませんか?
今回はその中からおすすめのカポを3つ紹介します。
この記事の結論
・プロ仕様の高性能モデルならG7th Performance 3 ART Capo
・コストパフォーマンス重視ならPhoenix
・微調整ができるものを求めるならShubb
この結論をもとに、カポの選び方やそれぞれの特徴についてまとめていきます!
カポ選びで失敗しないための2つのポイント
確認すべきポイントを事前に知っていると購入時に迷うことが少なくなります。
取り付けの簡単さ
ライブ中や練習の合間にサッと付け外しできるかという点は意外と重要です。
片手で操作できるワンタッチタイプなら、演奏の流れを途切れさせることなくスムーズに使用できます。
音質への影響
カポを付けることで、どうしてもチューニングに一定の影響が出てしまいますが、高品質なカポはそれを最小限に抑えてくれます。
また安価なカポは、取り付けると弦がビビることがまれにあります。
プロも絶賛!G7th Performance 3 ART Capo
革新的なART技術
G7th Performance 3 ART Capoは世界中のたくさんのプロギタリストに導入されているカポです。
その最大の特徴は、Adaptive Radius Technology (ART) と呼ばれる革新的な技術を採用していること。
ギターの指板は平らではなく少しカーブしており、ラジアス(radius)という単位で表現されます。
ART搭載のこのカポは、そのカーブに自動的に適応することで、弦を均等に押さえることができるように設計されています。
使いやすさと音質の両立
使い勝手の良さも魅力的です。
ワンタッチで簡単に片手で取り付けられるため、演奏中でも素早くポジションを変更できます。
音質面でも優れた性能を発揮し、ARTのおかげで加えられる力が均等になっているのでチューニングの狂いが最小限に抑えられます。
また安価なカポのように一部の弦がビビるようなこともありません。
高品質な素材とデザイン
高品質なアルミニウム合金を使用しているため、耐久性は抜群。
コンパクトでスタイリッシュなデザインも魅力的です。
僕も気に入っていますが、長年使っていると傷もついて少しくたびれてきました。
でも性能はまったく劣化せず安定した音は購入時と変わりません。
傷がついてもなんとなくシュッとしていてかっこいいですよね笑
コスパ抜群!Phoenix ワンタッチ ギター カポ
リーズナブルな価格と基本性能
Phoenixはリーズナブルな価格で購入できます。
使い勝手は特に問題ありませんが、グリップがやや硬めに設計されているため取り付けに少し力が必要です。
力の強くない方でも全然使えますが、今回紹介している中で唯一取り付けに力を必要とします。
大きさのわりに軽量
ぐっと握り込む部分があるため、どうしてもある程度の大きさになってしまいます。
しかしだからといってそこまで重いものではなく手軽に使えます。
長年愛される定番モデル Shubb
テコの原理を活用した使いやすさ
Shubbは、テコの原理を利用したワンタッチ式で、微調整可能なネジを備えているのが特徴です。
耐久性
シリーズによって素材は異なりますが、ブラス(真鍮)やステンレスを使用しており、非常に頑丈な作りになっています。
デザインと色展開
デザインはクラシカルで落ち着いた印象。
シルバーやゴールドなど、上品な色合いのバリエーションが用意されています。
微調整機能のメリットとデメリット
微調整可能なネジを備えているのも大きな特徴です。
これにより、ローポジションは強めに、ハイポジションは弱めになど圧力を細かく調整することができます。
あまり強くしすぎるとピッチ(音程)が微妙に高くなってしまうので、微調整ができるのは便利です。
一方でこのタイプのカポは、片手で付け外しが難しく、手軽さという観点では他の2製品より劣ります。
まとめ
そろそろいいカポを一つは持っておきたい、音質・品質ともにこだわっていきたいという方にはG7th Performance 3 ART Capo。
とにかく予算を抑えたい初心者の方にはPhoenix。
微調整もしたいという方にはShubb。
場合によっては複数のカポを使い分けるのも良いかもしれません。
僕はアウトドアも好きで、いつでも気兼ねなく弾けるように車の中にPhoenixを入れています。
そしてギグバッグのポケットと自宅にはG7thを一つずつ。
カポは単なる道具かもしれませんが、あることで音楽表現を大きく広げてくれる大切な存在です。
お気に入りのカポを見つけてよりよい音楽ライフを楽しんでいけるといいですね!
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