はじめまして
当サイトでは、ギターのコードはおさえられて、これからどんどんいろんな曲に挑戦したいという人にとって役に立つ情報(機材・小物・練習方法など)を発信していきます。
「ソラシドギター」という名前は、音程の出だしであるドレミファにつづくソラシド、つまり「初心者から次のステップへ進む人から」楽しめるサイトをイメージしてつけました。
このブログの目的
このブログを運営する目的は、次の2つです。
①ギター仲間としていっしょに楽しみたい
②失敗も含め、自分の経験を記録に残しておくことで誰かの役に立ちたい
どうしてそう思うのかを、自分の生い立ちとともにお話しします。
ギターをはじめたきっかけ
みなさんはどんなきっかけでギターを始めましたか?
十人いたら十通りのギターとの出会いがあると思いますが、僕は父の影響が大きかったように思います。
僕は父の弾くアコギの音がどこか心地よく、ゲームをしている手を止めて聴きに行くほど好きでした。
そして父の膝の上に座り、父が左手でコードを、僕が右手でぐちゃぐちゃのストロークを担当して歌うということがたまにあったのを覚えています。
その後 小学5年生の時に自分のギターがほしいと思い、ストラトキャスターの初心者セットを買ってもらって本格的に練習を始めます。
中学時代
中学生になると友達関係も広がり、ベースやドラムをやっている友達とバンドを組むことになりました。
初めてスタジオに入って大音量ですべての楽器の音が交わった時のあのわくわくは、一生に一度しか味わえない特別な感覚なのかもしれません。
それからは、部活終わりで体がぼろぼろでも急いで家に帰ってギターを背負い、みんなでスタジオに入る日々を送りました。
高校・大学時代
高校では音楽を本格的にやりたいと思い、軽音楽部に入りました。
昼休みには、教室や涼しい階段で友達と弾き語りをしたりいろいろなバンドの曲を教え合ったりと、本当に音楽に溢れた毎日でした。
同時に中学時代のバンドも続いており、この時からオリジナルの曲を作ってライブハウスで演奏する機会が少しずつ増えました。
ライブハウスでは同世代のバンド仲間ともどんどん仲良くなり、いっしょに遊びに行くなど音楽以外の関わりもたくさんありました。
大学生になっても同じバンドで活動を続け、個人的にいやな出来事があっても、バンドのメンバーと会うと気持ちが一気に晴れるような、そんな最高の仲間と4年間を過ごしました。
社会人になって
大学卒業後は、遠くに転勤していった仲間もおり、バンドは一旦休止となりました。
僕自身も仕事が忙しくてみんなと頻繁には集まれませんが、GWにバーベキューをしながら弾き語りをしたり、高校時代のオリジナル曲を歌ってなんか恥ずかしい気持ちになったりしながら、関係は今でもずっと続いています。
ギターに支えられた人生
これまで出会ってきた大切な人たち、
文化祭などの学生生活の楽しい思い出、
大人になっても励まし合える関係。
振り返ると、すべては家にあった一本のギターに繋がります。
急に話が変わるようですが…小学生の時に給食室の先生が、
「残さず食べてね。食べれば栄養、残せばゴミ」
ということをよく言っていたのをふと思い出しました。
家にあったあの一本のギターも、
そして必死でお願いして買ってもらった初心者セットのあのギターも、
弾かなければただの木のかたまりだったはずです。
そして何より「貴重な仲間に出会うこともなかったかもしれない」と思うと不思議な気持ちになります。
もちろんギターが弾けるようになるまでにはたくさんの挫折や苦労、遠回りもありました。
初めに書いた「このブログの目的」で伝えたように、自分の経験を包み隠さず公開することで、誰かの力になれるかもしれない。
そう思いながら今この文章を書いています。
何か一つのことを突き詰めていくことは、結果的に自分の人生を豊かにするということを実際に僕は学びました。
ギターのケースを背負って自転車をこぐ中高生を見ると当時の自分を思い出して微笑ましくなります。
このブログは、そんな人たちの背中に「がんばって!」と声援をおくるだけでなく、何か具体的な行動をおこそうと思って立ち上げたものです。(もちろん大人の方も含めて)
ギターがみなさんの人生を照らす光の一つになりますように!
不定期にのんびりと更新していくと思いますが、よろしくお願いします。